So-net無料ブログ作成

2017年散財の旅 ~第84回東京優駿&第44回笹川賞~ [舟・馬・自転車]

 もうね、必要最低限な施設はだいたい建設されて、いいかげん景色は変わらなくなってるんですよ。
 いや、記憶力の低下により昨年の景色を覚えていないだけで、じつはちょっと変わってるのかもしれないが、とにかく感覚としてはなにも変わってないので、いつもの友人とふたり「なにしに来てるんだおれたち」と。
SSCN0288.JPG

 というわけで日本ダービーと笹川賞。
 例年とまったく同じ、徒歩とバスのルートで、まずは多摩川競艇場にて舟券購入。
BOAT RACE OFFICIAL WEB SITE | ボートレースオールスター優勝戦 出走表

 データでは3コースの勝率、連率が比較的高いという福岡だが、それにしたって準優2着が全員3コースというのには戦慄がはしる。
 もちろん、この優勝戦に関しては石野本命は動かせないが、いつものSG優勝戦ほど信頼のおける1号艇でもない。
 3連単を1=3ー4・5・6で。おそらく皆考えていることは同じで大した配当はつかないだろうが、もうしょうがない。3アタマならすこしはマシだ。よろしく茅原選手。

 次。徒歩で東京競馬場。
競馬 - 東京優駿 - スポーツナビ

 はい、競馬はわかりません。
 はい、ルメールとデムーロで。
 ただ、青葉賞馬はダービー2着までというのは、それほど短くはない観戦歴でわかってはいる。大外というのもキビシイだろう。
 というわけで、とりあえず馬単12-18をドカッと。
 あとはデムーロ3着止まりの可能性もふまえて、3連複も。
 で、3頭目だが。
 はい、競馬わかりません。というか、これ、どれが来てもおかしくないでしょう。
 12-18は人気サイドだが、わけのわからないのがハマればそれなりの配当も期待できる。
 はい、3連複12-18から総流し、いっちゃいましょう。
 よろしく、ルメール&デムーロ。
SSCN0289.JPG
競馬 - 東京優駿 結果 - スポーツナビ

 えぇ、3連複当たりましたがね。トリガミですがなにか。
 ま、当たったんだから気分は悪くない。
 ルメールの好騎乗もすばらしい。向こう正面の押し上げ、見事だった。
 あわよくば、デムーロもそれに着いていっていれば馬単も取れていたかも、と、思ってもしかたがないか。ほんとうに着いていってしまえば、ひっかかって行きすぎてしまたかもしれないし。やはり大外の時点で3着が精一杯だったのだろう。

 さぁ気を取り直して。
 本職は競艇なので。
 目黒記念の発走を待ちながらワンセグ観戦。
 あらためて、たのむぜ石野&茅原。
 はい、ドン。
BOAT RACE OFFICIAL WEB SITE | レース オッズ・結果 レース結果

 いやぁ、やっぱり競馬より競艇の方が楽しいね! だって当たるもん!!
 配当は残念だが、競馬の分は取り返した感じで、1日の収支はトントン。いちばん幸せなギャンブルの楽しみ方ですよ。

 そして、なにはともあれ勝った石野選手はエラいです。おめでとうございます。
 茅原選手もしっかり2着――勝ってたらこちらとしてはよりおいしかったが――いやいいんですじゅうぶんですありがとうございます。
SSCN0287.JPG
 黙ってニコニコしていれば、芸能界でも屈指の美人の谷桃子を愛でながら、あぁいい一日だった、と。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 [感想文]

 競馬行って、美術展行って、チャリでイースタン戦行って、で――

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017「ラ・ダンス 舞曲の祭典」


 目眩をおこしそうなこの文化の振り幅に、平和と贅沢を噛み締めて。
 あぁ、ありがたや。
SSCN0256.JPG
IMG_20170504_152553-1600x1200.jpg

 まずは公演番号133
 コダーイなんて聴いたことないからいっちょ試しに、と、とくに深く考えもせずチケットを買ってしまったのだが、いや、堀正文って見覚えある名前だな、と。
 で、行ってみたら、見覚えある顔だな、と。

 ん? あ?

 N響のコンマスさんじゃありませんか。こりゃまた失礼しました。ファンでチケットを買えなかった方がいたら申し訳ありません。
 で、さらに申し訳ないことに、これがまたコダーイの2曲も思いのほか良くて。今まで知らなくてごめんなさい。

 次。公演番号114。『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』ではおなじみ、ドミトリー・リスとウラル・フィル。
 演奏はすばらしかったんです。たぶん。
 いや席が悪すぎてよくわからないのです。
 前から12列目だったのだが、それはいい。ほかのホールだったら。
 そこはだだっ広い国際フォーラムホールA。その舞台向かって右の一番端だった。それで前方なのが逆に仇となってバスが完全に背中向き。大編成交響曲を生で聴くことの醍醐味であるところの、骨まで響くような低音を感じることができず、全体の反響音もあまり届かず、ぼんやり舞台の方で音が鳴っている、といった程度。
 いちおうS席なのにそりゃないぜ。来年からホールAのS席設定の改正をお願いしたい。

 気を取り直して、次。公演番号115
 各種ディスクやら、テレビやら、最近ではハイレゾファイルやらで、様々な指揮者、楽団の演奏を飽きるほど聴いてきたベートーヴェン第9だが、恥ずかしながら生は初めてになる。
 席は18列目、舞台向かって左の真ん中寄り。すべての音がほぼダイレクトに届く。すばらしい。
 でだ。
 第3楽章にうっとりしながら第4楽章に突入して。
 まず最初のバリトンの第1声に、「あぁやっぱりプロはすげぇな」と。
 そして全体の合唱がどーんと入って。

 何年か前、マーラーの8番を生で聴いた時も思ったが、圧倒的な物量の前には圧倒されるがまま、もうひれ伏すしかない。

 不覚にも。
 泣いてしまったよ。
 この曲が世界中の人々に愛されている理由を、理屈ではなく、音を浴びて身体全体で理解することができた。
 毎年毎年、年末に全国で演奏されて、知らないひとからすればなんともバカらしいだろうが、これを一度体験してしまうと、そりゃくせになるさ。わたしも今年の年末はどこかもっとクラシックに適したホールの第9演奏会行こうかしら。

 ちなみに生で観て初めて気付いた、というか気にしたのだが、合唱の最後の最後、そこにソリストは参加せず、唄わないんだと。これはもしかしたら、“合唱団=民衆、一般市民の勝利”という、ベートーヴェンらしい暑苦しいまでの意味が込められているのではないかと、物量に圧倒されながら思ったり思わなかったり。

 最後に公演番号116
 ほぼ毎年のようにこの『ラ・フォル・ジュルネ』で『ボレロ』を聴いているので、今年は趣向を変えて、と思って。
 で、終了後は、止まらないスタンディングオベーションと繰り返されるアンコール。
 この盛り上がり方は、おそらく公式HPなどで“歴史に残る奇跡の名演”とか評されることになると思われる。

 が、ちょいと首をかしげてる人間もいるんですよ、ここに。
 わたしにとっての『ボレロ』の魅力は、定形のリズムとメロディをひたすら繰り返すなかで徐々に変化を生んでいく巧みなオーケストレーションと緊張感なんですね。
 そこに“次に何が起こるかわからない”というジャズによる別の緊張感が持ち込まれてしまった。それでスリルが相乗効果を生めばよかったのだが、残念なことにただバッティングするだけでこちらは曲に集中できず。
 さらには“同じメロディを繰り返す”というのも崩されてしまうと、ここにはもはや『ボレロ』の魅力はなくなってしまっているといっていい。

 いや、こういう手法は歓迎なんです。
 ただ『ボレロ』ではない、別の曲でやってほしかったと。

 そしてもうひとつ。それ以前の根本の問題も。
 指揮者も楽団も、小曽根さんもエリックさんも、やれることを精一杯やり、すばらしい演奏をしていたんだと思います。たぶん。
 すいません。曲終盤の、管弦楽側の大音量に負けて、小曽根さんのピアノがほとんど聴こえてなかったんですよ。

 企画倒れかなぁ――と思っているのがわたしだけだったとしたら、それはそれでみんな幸せだったのに水を差してしまって申し訳ありません。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽
メッセージを送る